高層ビルの免震設備、航空機、産業機器、医療機器など、ゴムの需要はさまざまですが、日本国内における需要のなかで、その大半が自動車のタイヤやチューブで占められています。よって、自動車の生産台数は、価格変動の要因の一つとなります。
ゴムの種類は天然ゴムと合成ゴムの二種類に分けられます。このうち、国内で取引されているのは、天然ゴムで、RSS3号(リブド・スモークド・シート)と呼ばれるシート状に加工されたゴムです。自動車業界は主にこれを利用しています。
ゴムの変動要因となるのは、生産国の動向と為替です。
ゴムは、東南アジアが主な供給国となります。その中で、日本のマーケットへ供給されるRSS3号は、主にタイが生産国となります。よって、タイの天候や政治経済によって、需給バランスが変わってしまうこともあります。またタイに続く生産国として、インドネシアやマレーシアなどがあります。こちらの天候や政治経済においても同様のことが言えます。よって、タイ、インドネシア、マレーシアの三国の天候や政治経済事情は、把握しておきたい情報です。
すべての商品にいえることですが、日本はほとんどのものを輸入に頼っています。よって、為替変動は価格変動の要因となります。
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