白金といえば、多くは宝飾品を思い出すことと思いますが、もうひとつ大きなマーケットとして上げられるのが自動車触媒の需要です。白金は他の貴金属と比べても希少価値が高いため、値段も高めです。そのため、欧州、日本、アメリカといった先進国の景気動向に大きな影響を受けやすいといえます。
ひとつは、今後の自動車産業の動向です。
自動車は景気がよければ売れますが、景気が悪くなると売れなくなるという傾向があり、景気を見る上で重要な指標の一つといえます。また現在では環境問題に伴い、自動車産業における排ガス規制の強化が叫ばれていますが、自動車媒体に影響を及ぼす傾向にあります。
また、主産国の影響も価格を左右します。
最大の主産国である南アフリカやそれに続くロシアなどで政情不安に陥ったり、ストライキが起こったりすることで、採掘量の減少を引きこす可能性もあります。このような状況下で、供給不足が起こる可能性があります。
そして、白金の市場規模は、金や銀の市場に比べて非常に小さいため、一度大きな資金が投入されると、市場が大きく反応する傾向にあります。また投資の目安として金価格と比較されることも多く、金との価格差が狭まると、白金は割安感から買われる傾向にあります。
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