パラジウムの多くは、産業用金属として利用されています。たとえばパソコンや携帯電話などの電子工業部品に使われているほか、白金同様、自動車触媒向けの需要も高くなっています。
プラチナの宝飾品は、プラチナとパラジウムの合金で作られています。その割合は9:1程度とされていますが、プラチナジュエリーにとっては必要な金属となります。よって、日本における個人消費とパラジウムの価格は密接に関係しているといえます。
ひとつは自動車業界の動向です。
自動車は景気がよければ売れますが、景気が悪くなると売れなくなるという傾向があり、景気を見る上で重要な指標の一つといえます。白金同様、パラジウムの需要に影響をもたらしている産業だといえるでしょう。
二つ目は、主産国の影響です。
白金同様に、主産国である南アフリカやロシアなどが政情不安に陥ったり、ストライキが起こったりすることで、採掘量が減少する可能性もあります。このようなケースでは、供給不足が起こる可能性があります。
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