「商品先物取引はハイリスク・ハイリターン」と表現されることがあります。例えば株式の場合、ある企業が経営破たんすると株価が0円になる可能性すらあります。しかし、商品は、多くの場合、実際に現物があり、ただ同然になるということはまずありません。
ではなぜ「商品先物取引はハイリスク・ハイリターン」といわれるのでしょうか。それは、少ない証拠金で大きなトレードができるからなのです。値動きが予想通りとなった場合はいいのですが、予想に反した場合は大きな損失が生じます。リスクを踏まえて取引をすることが大切です。
取引は、なくなっては生活に困るお金ではなく、余裕資金で行うようにします。
取引は他人の意見やうわさなどではなく、自分で判断し、納得した上で行うようにしましょう。そのためには、日ごろから取引についての理解を深め、市場の情報を積極的に収集するようにします。
どれくらいの資金を投資し、どれくらいのリターンを目指すのか、逆にどれくらい損をしたら手じまいするのか。取引方針を決め、それを守ることが大切です。