商品先物取引では、商品によって価格表示に用いられる単位や売買単位が異なります。基本となるのが、「呼値(よびね)」と「枚(まい)」と呼ばれる単位です。
呼値とは、取引所で売買取引をして価格を約定(やくじょう)する際に、対象とする数量の基本単位のことで、商品や取引所によって異なります。東京商品取引所・金なら1グラム/1円単位、ガソリンなら1キロリットル/10円単位です。つまり、ガソリンの価格表に0.5キロリットルや、5円といった端数が用いられることはありません。
取引所の価格は呼値で表示されますが、実際の取引は、東京金なら1キログラム単位、とうもろこしなら100キログラム単位でしか売買できません。この取引単位を「枚(まい)」といいます。金を例にいうと、金の先物1枚の売買は、金の現物1キロの売買と同じ意味となります。
同じ商品でも、取引所ごとに取引単位が異なることがあるので、注意が必要です。
「呼値」と取引単位の関係による「倍率」は覚えておきましょう。例えば、金の場合、取引単位は呼値の単位の1000倍です。つまり、取引所の価格が1円動くと、1枚あたり1000円変動することになります。
(銘柄/倍率 ※2006年10月時点)
金:1000倍
金オプション(売り方)1000倍
銀:3000倍
白金:500倍
パラジウム:500倍
アルミニウム:5000倍
東京ガソリン:50倍
中部ガソリン:20倍
東京灯油:50倍
中部灯油:20倍
中部軽油:20倍
原油:50倍
ゴム:5000倍
ゴム指数:10000倍
一般大豆:50倍
Non-GMO大豆:10倍
大豆ミール:50倍
コーン:100倍
小豆:80倍
アラビカコーヒー:50倍
ロブスターコーヒー:50倍
粗糖:50倍
商品先物取引業界の中では、No.1の口座数・売買高を誇るのがフジフューチャーズ。
その魅力は、取引画面がシンプルな点。先物業界ではNo.1と言われている、情報の『量』だけでなく高いレベルの『質』も兼ね備えている点。
パソコン以外での取引、例えばモバイルでの取引も強く、電話対応も丁寧な対応な点。以上3点を上げる事ができます。