商品先物用語集
逆鞘【ぎゃくざや】
逆鞘とは、期先(きさき)の限月のものより期近(きぢか)の限月のものの方が価格が高いこと。
【解説】
日本では、ある商品の先物取引について、複数の限月の取引があれば、一般的には期近よりも期先の方が取引量も多く、価格も高くなりがちである。決済までの期間が長いため、価格変動も大きく、利益を得られる局面が多いと考えられるからだ。期近から期先にかけて相場が高くなることを「順鞘(じゅんざや)」といい、逆に、決済期限が近いものほど価格が高くなっている状態を「逆鞘(ぎゃくざや)」という。