トレード手法を確立することが必要であることは、(1).でも述べたとおりです。また、先物取引は、レバレッジを利用した取引なので、リターン・リスクが大きくなることも述べました。ここでは、先物取引を行っていく上で、考えておかないといけないリスク管理について、述べます。
自分が決めたロスカットの価格が来ても、「いつかは戻るだろう」等と楽観的な考えから、ロスカットを行えずに損を拡大させてしまうケースが多々あります。そして、ロスカットができずに投資の世界から離脱する人も多数います。自分が売買を行う段階で、ロスカットのルールを決め、その価格になったら機械的にロスカットを行うことが非常に重要です。これなくして、先物取引で勝ち続けることは不可能でしょう。
値洗いとは、株価指数先物取引等の建玉(買い・売りのポジション)を毎日の清算指数(=終値)で日々評価替えをし、その評価差損益を授受することをいいます。つまり、持っている建玉について、日々の清算指数(=終値)との差額を値洗いと言い、前日の終値よりプラスであれば「値洗い益」、マイナスであれば「値洗い損」が発生します。持ち越しをする場合には注意しておくべきです。
上記した値洗いにより、不足金が発生した場合(証拠金以上に損を出してしまった場合)、必要証拠金を満たすまでの不足分を入金して、不足分を解消する必要があります。これを追加証拠金(追証:おいしょう)といいます。追証が発生しないように、常に証拠金の額を計算するようにしましょう。
他にも考えなくてはいけないリスク管理は多々ありますが、まず最初に考慮しないといけないリスクは上記したとおりです。このようなリスクを回避するために、売買ルールを確立することが重要であることは述べましたが、証券会社に入れておく証拠金についても余裕を持たせたいものです。例えば、1枚買うのに必要な証拠金が70万円とするならば、最低でも100万円以上程度の証拠金を口座へ入れておくべきでしょう。
日経225先物取引の業界内では、ダントツの顧客数を誇る松井証券。
現物株式を取り扱っている証券会社の中でも知名度がある為、日経225先物取引の初心者の多くが登録している証券会社。
【先物取引.jp】内においても、資料請求では毎月トップで維持し続けている。
日経225先物の手数料は525円、日経225miniの手数料は105円と業界屈指の低水準。
日経225先物取引に特化している証券会社。
定期的開かれているWebセミナーでは、講師に対して随時質問ができる。その為、理解度も独学に比べて断然早い!Webセミナーの代金はもちろん無料!
わかりやすいのが自慢な高性能な取引システムを導入している為、初心者も楽々操作が可能。日経225先物の手数料が945円(税込)。日経225miniの手数料は105円(税込)。